運動をしている方で、いつもどこかしら故障している人「インソールを交換してパフォーマンスをあげたい、いつまでも痛む膝、腰、足首などをなんとかしたい」
そんなお悩み解決の参考になればと思います。
この記事を書いている僕は、足底、膝、腰痛に5年以上悩みました。現在は殆ど故障もなくランニングを楽しめています。
その後、交通事故にもあってしまい、順風満帆とは言えませんが、なんとかランニングを継続できています。
交通事故にあってから1年。
— なざと@金沢マラソンONLINE (@wakasa_rusk) 2020年8月15日
この写真を見ると、歩けてるだけでも万々歳やと素直に思えます。
もう一度チャンスを与えられたつもりで、この程度の不運は人生に影響など与えない!と奮起した1年。
皆さんに頂いた優しさに感謝しながら、1日1日大切に過ごします。
と、パンイチでツイートなう。#ラン pic.twitter.com/UgOlEU3A3q
目次
- インソールは大きく分けて2種類
- 小さい頃の捻挫が大人になって影響
- 最初に痛みを感じたのは足底
- 次に痛みが出たのは腰
- 腰の次は膝
- ズームフライ3(26.5cm)のサイズ感
- インソールで痛みは消えない
- パフォーマンスはスグにあがる
- ジョギング(LSD)では合う、速く走ると合わない
- 腰痛や足首、足底の痛みの原因は古いシューズ
- オーダーメイドインソール作成中
- インソールまとめ
インソールは大きく分けて2種類
10個弱のインソールを試してきましたが、大きく分けて2種類ある事が分かりました。1つは強制的に固定するタイプ、もう1つは、即効性はありませんが、徐々に足本来の機能を戻していくタイプです。手っ取り早いのは即効性がある方で、いわゆるカスタムは不可なものです。ただし、メーカーによってはバリエーションがあるので、ご自身の症状に合ったものをお選びください。
僕や娘は偏平足、足底筋膜炎、外反母趾、シンスプリント、腸脛靭帯炎の傾向があり、それを改善すべくインソールを頼りました。
小さい頃の捻挫が大人になって影響
お世話になっている整体の先生曰く、幼い頃の捻挫は時限爆弾みたいなもので、しっかり治しておかないと、大人になってから色々な場所に影響が出てくるそうです。
確かに、小学、中学の頃は、よく捻挫していた記憶があります。 小学校時代は足を2度骨折をしました。
最初に痛みを感じたのは足底
記憶がある範囲でですが、初めに足が弱いと自覚したのは足底の痛みからでした。それほど距離を歩いていないにも関わらず、歩くのが困難なぐらい足底が痛みました。その頃は靴底が薄い革靴を履いていました。シューズメーカーが作ったシューズではなかった(好きな洋服のブランドで販売されていたシューズ)ので、靴としてはあまり良くないものだったのかもしれません。
次に痛みが出たのは腰
立ち仕事の影響もあったかもしれませんが、慢性的に腰が痛く、走ることはもちろん、革靴だと歩くのも困難に。何気なく通ってみたカイロプラティックが相性よく1回で嘘みたいに回復。走れる喜びからランニング生活をスタートさせました。
腰の次は膝
意気揚々と走り出しましたが、500mも走らないうちに膝に違和感を感じました。結局往復1.5キロぐらいの半分以上をウォーキングでこなすのがやっとの状態。翌日はとても走れる状態ではなく、そのままランニング生活はフェードアウトしました。
2、3年後、再びランニングをスタートさせることに。相変わらず膝はもろくて痛く、2キロ弱走るのがやっとでしたが、今回は痛みと向き合い治療することに。
走行距離が2キロから3キロ、6キロ、7キロと増え、ついに10キロに到達したときは、結構な達成感でした。
相変わらず膝は痛く、テーピングや体幹サポートタイツを履いてのランニングでした。
整骨院、整体、マッサージ、ストレッチ、湿布、テーピング、電気治療、アイシング、サポーター、インソール、出来ることはなんでもしながら、なんとかハーフまで走れるようになりました。
今でも違和感を感じることはありますが、慢性的に痛む箇所はありません。原因を自己分析するに、足にあっていないシューズと、引きこもりてきな生活で筋力が弱りまくった結果だと思っています。
そんな故障だらけの僕ですから、痛みで走れない方のお気持ちはよく分かります。
ズームフライ3(26.5cm)のサイズ感
ナイキのシューズは”シュッとしていて甲高幅広の足には合わないと言われてますが、ズームフライ3プレミアムも例に漏れず。通常のシューズ(ブルックス、アシックス)と比較すると、同じサイズはキツい印象で、いつものシューズより0.5cm大きいサイズを購入。
27cmか26.5cmか迷いましたが、27cmですと、先端がゴソゴソ(余り過ぎ)したので、26.5cmを購入しました(いつもは26cmがベストの足です)。
ズームフライ3は本当に重いのか?
わたくし、アシックス社のターサージールがベストフィットする足なのですが、並べて比較してみました。両シューズとも26.5cmですが、あきらかにズームフライ3が大きく見えます。見た目だけでも、サイズ感にこれほどの違いがあります。
重量は
ズームフライ3⇒260g
ターサージール⇒153g
その差、約100g!
100gと言えば・・
きゅうり1本分。
わかりづらいw
しかし、手に取ってみると
重いとは感じませんし
初心者用シューズのアシックスGT-2000は26cmで330g。
ズームフライ3は十分に軽いのです。
その100gが気になるところですが
まずは減量で対応できそうな範囲です。
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ズームフライ3は踵部に特徴がありますので、ターサーを少し前にだし、ヒールカップ辺りで合わせてみましたが、まだ上写真ぐらいの違いがあります。1cmぐらいは違うように見えるのはないでしょうか?(爪先を合わせた写真も撮ればよかったですね、スイマセン)
幅広足が痛みを感じる場所
ナザトの場合はですね、上写真の人差し指でさしてる辺りに窮屈さを感じます。あとは右小指横あたりでしょうか。千葉の幕張メッセにあるアディダスの店員さん曰く、ズームフライ3は伸縮性のある素材ではないので、履いていれば馴染むということもないそうです。
※約9ヶ月付き合って馴染んだ(使い方に慣れた)と感じています。
インソールで痛みは消えない
インソールを交換してスグに膝や腰などの痛みが消えるわけではありません。少しずつ内旋が軽減され、膝の症状が良くなったり、膝がよくなることで腰がよくなったり、そんな感じです。ですから、整体で患部に電気治療を行うのは、効果はありますが根本的には違う気がします。やはり基本的には歪を整え、筋力をつけてサポートするといった流れがベストでしょう。
パフォーマンスはスグにあがる
床にインソールを置いて試させていただいた際は、体幹がしっかりしますし、下半身が安定します。
下半身が安定することにより、上半身の力が強くなります(無駄に力まなくてよくなります)。
バスケットをしている娘も利用していますが、パフォーマンスの変化は使用してすぐに分かりました。
プレーがよくなる、タイムが速くなるという事は、あまり期待していませんが、痛みが出なくなるだけで有難い。
スーパーフィート Superfeet インソール トリムフィット グリーン/ブルー/ブラック CORE ランニング ウォーキング 足骨格矯正 中敷き あす楽 価格:4,299円 |
スーパーフィートインソールですが、担当をしてくれたアルペンの店員さんも数枚購入しているようで、ランニング用、サッカー用、仕事用、遊び用と使い分けているそうです。それぐらいお墨付きならって事で僕も2枚追加購入。
辛い出費ですが、合わないシューズで走り続けると故障するリスクが上がります。整形外科、整体、治療費や通院する手間と考えたら安いもんです。
インソールを換えた感想
1回目のランでは少し足に痛みがでたので、インソールを交換して走ってみると、いつもより調子よく走る事ができました(20km走で検証)。ただ、プラシーボ効果の影響はあったかもしれません。
ジョギング(LSD)では合う、速く走ると合わない
シューズの作り、ランニングフォームによって、インソールの効果を感じれるとき、逆効果に感じるときがあります。ですので、マジな話、インソールって何個か必要なんです。シューズも2、3足は必要だと思いますが、そうですね、このブログは目指せフルマラソン完走!がテーマですので、そういった方へオススメするなら、ヒールまでしっかりとサポートしてくれる固めのインソールがオススメ。
スーパーフィートシリーズの中から選んで間違いないと思います。
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学生時代にスポーツをしていて、フォアフットでガンガン走られる方は、硬いインソールですと足底を痛める可能性があります。僕は痛めました。あ、なんちゃってフォアフットで短い距離しか走れませんけどねw
フォアで着地される方は、柔らかい、しなるインソールがオススメですが、フォアフットで走られる方なら、そもそもランニングシューズにインソールは必要ないかもしれませんね。
普段履きやリカバリー用のシューズに姿勢矯正用のインソールを入れられるのがオススメです。
足底への痛みの検証
ズームフライ3のレビューブログを読んでいると、足底に痛みを感じた的な内容を目にすることがあります。確かに痛みを感じたのでgoogle先生に聞いたのですが、ひょっとすると、ナイキズームフライ3が合わないのではなくて、ズームフライ3に自分の足が合ってないのではないか・・と(同じじゃないのかよ⁉)。
仮説ですが、おそらくナイキズームフライ3を履きこなせるほどの走力、フォームが備わってないのではないか・・と。
現に、月間走行距離が少なく、ナイキズームフライ3に足を通す日が少ない時期は、ウォーキングで使用するだけでも、耐え難い痛みを感じた事があります。
しかしソールの消耗を諦め、ナイキズームフライ3を使用頻度をあげると、比例するように足への痛みが消えました。
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さらにランニングを継続するも、4kmほどで膝に違和感を感じるように。これは、おそらくシーズン的に室内ランだけになっていたので、1周185mの周回コースをこなすことで負担が生じたものと推測。
また、室内ランの床素材が若干柔らかいため、それも反発や吸収に何か影響があった可能性もある。
とどめは、約20分の運転で足底に疲労感を感じ痛みだしたこと。気のせい?と思い、その後ウォーキングをするも、1km強でまさかの靴擦れ。もう意味が分からなかった。
結局3kmで断念するも、翌日は3時間も立っていられなかった。こんな事ってあります?よっぽどズームフライ3プレミアムがあってなかったのか?結局アシックスで2足追加購入することに。。
アシックスのシューズで走ってみると、どこも痛むことなく走る事ができた。不思議。まぁ試着した段階でホールド感ハンパなかったんですが。とくに踵のホールド感が最高!
とはいえ、ズームフライ3プレミアムを始め、ナイキシリーズのデザインは大好きなので、もう1回ウォーキングから再開。今度はインソールも購入時のものに戻した。
おおよそ2kmのウォーキングで痛みは無し、しかし後日、運転後に数m歩いただけで太もも裏に張りを感じることに。。シューズの脱ぎ方?そんなレベルでここまで張るだろうか。足を上げることができないほど張っている。
残念ながら、今後ナイキズームフライ3プレミアムは短めのラン、もしくはオシャレ履きとして使用しようと思う。あと500kmはランに使用できたので非常にもったいない。
ズームフライ3プレミアム、昨今の厚底シューズを履きこなすには、それなりの筋力や走力が必要なのだと認識しておく。
バスケにせよ、ランニングにせよ、色々なスポーツをしてトータルで身体を鍛え、使う事が大事だと思っています。
休憩をして帰宅。
夜、ミニバスの練習で再び中央体育館へ。僕のバッシュはジョーダンシリーズのジャンプマン。ズームフライ3プレミアムと同じくフィット感を感じませんが、自身はガチでプレーしてないので履き心地は我慢。
腰痛や足首、足底の痛みの原因は古いシューズ
スポーツショップヒマラヤで購入時、店員さんから「600kmはいけますねー」と言われましたが、僕の走り方、使い方では300kmで寿命がきたといっても過言ではありません。ぶっちゃけもっと少ない可能性も・・・。こればかりは、ランニングフォームや体重にもよると思うのですが、とにかく古いシューズの影響で体が歪み、腰、足首、足底に痛みが出ることがあるそうです。毎日履いていると違和感は感じませんが、いったん違うシューズでトレーニングしてから1週間ぶりに履いてみると凄く分かります。高価なシューズは勿体ないですが、故障とお別れするには仕方ありません。
オーダーメイドインソール作成中
ついに、オリジナルインソールに手を出してしまいました。あ、ワタクシには勿体ない代物ですので、バスケや陸上をしている娘へプレゼント。小1時間かけてもらい、オリジナルインソールを作っていきます。毎週通って先生にチェックしてもらい、足の変化に合わせてカスタムしていくというシステム。どんだけの選手やねん!と親でも思いますが、少なからずワタクシの遺伝子を受け継いだ運動能力。お金でサポートできるところはサポートしたいという親心です。
カスタムの様子を動画で確認
徐々に右足のグラつきがなくなっていくのが分かります。 本当はランニングシューズやバッシュに合わせて作りたかったのですが、一番履く機会が多い通学用&体育用のシューズでオーダーメイドしてみました。このシューズですと学校の駅伝練習では使用しますので、まぁアリかと。偏平足や浮指にも対応してくれますし、1週間ちょい履いた娘も裏腿辺りが筋肉痛になっているようです(矯正されている)。裏腿やお尻が筋肉痛になるということは、重心の真下に着地出来ているということですから、これは効果が期待できそうです。ひょっとすると、自然とランニングフォームがよくなったりするかも!?お値段は5000円であとは毎月のカスタム料。
初めてインソールを購入される方は、カスタムではなく市販のインソールで効果を体感されるのもアリだと思います。
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インソールまとめ
本日のブログはオーダーメイドのインソールでパフォーマンスが上がるかについて書かせていただきました。
- インソールは強制型と矯正型がある
- 間違いなく状況は良くなる
- インソールだけではなく体全体で考える
インソールの購入は間違いなく前進なので、怪我やパフォーマンスでお悩みの方は是非購入して、ランニングを楽しんでいただきたいです。インソールを換えたからといって、すぐに痛みがなくなるわけではありませんが(パフォーマンスは即効性が期待できます)、痛みと向き合いながらランニングすることは、自分の体を理解することに繋がります。片頭痛やめまいも足元の歪みからきているかもしれませんよ。
以上、インソール、オーダーメイドインソールを使用した感想でした。