本ブログの内容
陸上3000m11分切りを目指す方向けの練習メニューとなっております。男子・女子中学生、大人ランナーの方々の参考になれば幸いです。
2024年10月現在の感覚ですと、1000mを3分25秒で走りきれる走力が必要だと感じています。400mの競技場で1周82秒ですので、余裕をもって80秒を切れる走力、200mですと38秒ぐらいは余裕をもって走れる走力が必要です。
筆者の走力は
1000m3分30秒前後
3000mは11分9秒です。
どちらかというと
スプリンタータイプです。
普段の練習はスロージョッグが中心。
本年度はラン仲間の誘いで3000mの記録会に参加するハメになり、初めて走ってみましたが10kmより辛かったです。
目次
- はじめに
- メニュー例
- ポイント
- 1000m通過タイム
- イーブンペース
- その他
- 不整地でのジョッグやスピード練習
- 3000mを11分切りを目指すランナーにおすすめのシューズ
- 実際に使用したシューズ
- ブログ記事「3000m 11分切りを目指すランナーのための練習メニューとシューズ選び」のまとめ
はじめに
3000mを11分以内に走るには、持久力、スピード、そしてレース展開を読む力が必要です。この練習メニューは、中学女子と40代以降のランナー向けに、これらの要素をバランス良く鍛える内容となっています。
メニュー例
週3回の練習
- 月曜日:ジョギング30分+ペース走15分(目標タイム:3000mの目標タイム+30秒/km)
- 水曜日:インターバルトレーニング(例:400m×5本、インターバル2分)
- 金曜日:ジョギング30分+坂道ダッシュ(100m×5本)
月間スケジュール例
1週目
- 月曜日:ジョギング30分+ペース走15分(目標タイム:3000mの目標タイム+30秒/km)
- 水曜日:インターバルトレーニング(例:400m×5本、インターバル2分)
- 金曜日:ジョギング30分+坂道ダッシュ(100m×5本)
2週目
- 月曜日:ジョギング30分+ペース走16分(目標タイム:3000mの目標タイム+20秒/km)
- 水曜日:インターバルトレーニング(例:400m×6本、インターバル2分)
- 金曜日:ジョギング30分+坂道ダッシュ(100m×6本)
3週目
- 月曜日:ジョギング30分+ペース走17分(目標タイム:3000mの目標タイム+10秒/km)
- 水曜日:インターバルトレーニング(例:400m×7本、インターバル2分)
- 金曜日:ジョギング30分+坂道ダッシュ(100m×7本)
4週目
- 月曜日:ジョギング30分+ペース走18分(目標タイム:3000mの目標タイム)
- 水曜日:インターバルトレーニング(例:400m×8本、インターバル2分)
- 金曜日:ジョギング30分+坂道ダッシュ(100m×8本)
ポイント
- ジョギングは、ゆっくりと会話できるペースで。
- ペース走は、目標タイムを意識して一定のペースで。
- インターバルトレーニングは、インターバルをしっかり取って、全力で。
- 坂道ダッシュは、フォームを意識して。
- 体調に合わせて、メニューを調整してください。
1000m通過タイム
3000mを11分以内に走るためには、1000mを3分37秒/km以内で通過する必要があります。以下は、目標タイム別の1000m通過タイムの目安です。
- 目標タイム:11分00秒:1000m通過タイム:3分37秒/km
- 目標タイム:10分45秒:1000m通過タイム:3分32秒/km
- 目標タイム:10分30秒:1000m通過タイム:3分27秒/km
イーブンペース
イーブンペースとは、3000mを均等なペースで走ることを意味します。上記の1000m通過タイムの目安を参考に、自分の目標タイムに合わせてイーブンペースを計算してください。
その他
- 練習メニュー以外にも、睡眠や栄養、筋力トレーニングも重要です。
- レース前は、しっかりと休息を取って、体調を整えてください。
不整地でのジョッグやスピード練習
不整地でのジョッグが重要な理由
不整地でのジョッグは、平坦な道でのジョッグと比べて、以下のような様々なメリットがあります。
1. 筋力強化
不整地では、常にバランスを取らなければいけないため、平坦な道よりも多くの筋肉を使うことになります。特に、足首、膝、股関節周りの筋力が強化されます。
2. 瞬発力向上
不整地では、障害物を避けるために瞬時に方向を変えたり、足場の変化に対応したりする必要があります。そのため、瞬発力が向上します。
3. 骨密度向上
不整地では、平坦な道よりも地面からの衝撃が大きくなります。この衝撃は、骨密度を高める効果があります。
4. 脳への刺激
不整地では、常に周囲の状況を把握し、足元に気を配る必要があります。そのため、脳への刺激となり、集中力や判断力が向上します。
5. 転倒予防
不整地でのジョギングは、足首周りの筋力強化やバランス感覚の向上につながります。そのため、転倒予防にも効果があります。
6. 精神的なリフレッシュ
不整地でのジョギングは、平坦な道でのジョギングとは異なり、常に変化する景色や路面状況を楽しむことができます。そのため、精神的なリフレッシュ効果も期待できます。
7. バウンディングの練習に最適
普段は準備体操や動き作りなどは一切行いませんが、最近、バウンディングの必要性を感じています。しかし、競技場やアスファルトでは故障のリスクがあるため、公園等の芝生でバウンディングを行っています。
不整地でのジョギングを始める際の注意点
- 平坦な道でのジョギングに慣れた人から始めましょう。
- 歩きやすい服装と靴を選びましょう。
- 足首を痛めないように、ゆっくりと始めましょう。
- 周囲の状況に注意しましょう。
不整地でのジョギングは、平坦な道でのジョギングよりも多くのメリットがあります。ぜひ、不整地でのジョギングを取り入れて、より効果的なトレーニングをしましょう。
3000mを11分切りを目指すランナーにおすすめのシューズ
クッション性と安定性に優れたシューズ
学生の皆さんはスパイク(ドラゴンフライ、アバンチTYO)や薄底(アシックスRP6)等の公式レース対応シューズに限られますが、筆者のようなファンランナーですと厚底シューズでの参加が可能な記録会もありますので、マジックスピードやヴェイパーフライ、ズームフライ、ズームペガサスターボ等、クッション性に優れたシューズがオススメです。
実際に使用したシューズ
小学生におすすめのシューズ
中学生におすすめのシューズ
ブログ記事「3000m 11分切りを目指すランナーのための練習メニューとシューズ選び」のまとめ
3000mを11分以内に走るには、持久力、スピードが必要。
筆者もR7年度中に11分切れるように、追込み過ぎず、継続できる範囲で頑張ります。