「運動が苦手(と思い込んでいる)な子供達の為のスポーツクラブを作る」事が目標のナザトです。
本記事を書いている僕は、中学校の男子バスケットとミニバスの指導を合わせて10年、2021年8月からは子供のラン練習をサポートしたり、子供達の可能性を広げるべく都市対抗駅伝のメンバーとして走ったりしています。
襷の重みを感じて走らせてもらいました。1人やったら間違いなく止まってます💦今後も引き続き彼らを応援していきます。未来ある少年達、翔け! pic.twitter.com/eSU3LiuoEm
— nazato@一応店垢 (@mugiwara7310) 2021年11月7日
スポ少で「あれだけ一緒に練習してるのに出来んのやなー」という話を聞いた。
— なざと@一応店垢 (@mugiwara7310) 2021年12月25日
お気持ちよーく分かります。決して怒らず、子供が出来るまで時間をあげて下さい。
子供は運動で対応力を、大人は忍耐力を磨きます。大人は子供が頑張る姿を見守りましょう。
中学校にて心の教室相談員、パソコン講師なども務めた経験から、自己肯定感が高まるスポーツクラブを作りたいと思っています。
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本ブログの内容
・小学生低学年のための持久力トレーニング
本ブログの信頼性
・スポーツ少年団に所属していない
・趣味:将棋、iPad(運動が苦手)
・2年前に交通事故で膝を複雑骨折(現在も後遺症有)
・3月生まれという事もあり、体は小さめ
そんな息子でも数カ月のトレーニングで10キロのマラニックが出来てしまいました。
目次
スピードor持久力
我が子達はスピードがないので、そこはスッパリ諦めました。約10年、色々な子供達の成長を見てきましたが、適材適所といいましょうか、子供達が自信を持てる場所で頑張るべきだと思います。
ですから、運動会のかけっこで1位になるとか、そういう情報をお探しの方にはミスマッチなブログ内容となっておりますのでご注意ください。
というわけで、努力をした分だけ伸びると言われる、持久力のトレーニングに取り組んでいます。
「そんな事いってー、最初から走れたんじゃないの?」と思われる気持ちも分かりますが、ホンマに走るんは苦手で、1年生の頃の運動会は10位以下でしたね。15位だったか?えぇ、順位を忘れるぐらいのもんでした。
早くより長く
5分より10分、10分より15分と、出来る限り継続できるペースで走ります。歩くより遅いペースでもOK。決して怒らず、とにかく楽しく走ります。いえ、気持ちは散歩をするような心構えでOK。
とにかく楽しく
我が家の場合は、学校での出来事、好きな漫画の事を話したり、しりとりをしながら走ることもあります。とにかく、ずっと笑いながら走っている感じです(笑)
しりとりをしながら30分近く走るのは大人には苦痛です。30分走るのも、30分しりとりをするのも苦痛じゃないっすか。それらの合わせ技なので、大人は忍耐が必要です(笑)
とにかく褒める
まずは、着替えて走る準備をしただけで褒めます。「学校が終わって、宿題をして、しんどいのに偉いねー」といった感じです。
5分でやめてしまうか、20分走るかは、大人の褒め方次第。上手に気持ちをのせてあげる事ができていれば「今日は頑張ったから終わっとこう」と言っても、自主的に走り続けます。
この辺りは、その子の性格、レベルとの兼合いがあり、最も難しいところです。しかし何も焦る必要はありません。ギリギリを狙わず、確実に楽しんでいるところで止めておけばOKなのです。急がず焦らずです。
もう一つ大切な事は、スタートのスピードを出来る限り遅くすることです。アップも兼ねているので「速く走ったら負けだよー」と、ゆっくりゆっくり5分ほどスロージョグをします。
生ぬるい温泉が基本
昭和生まれの筆者には、B'zのギリギリCHOPの歌詞「生ぬるい温泉はまだちょっとでいい」世代ですが、Z世代の中でも若手の子供達への指導は、ダイバーシティー(多様性)を尊重し、右へならへの指導ではなく、より細分化、よりパーソナルな指導が求められます。高圧的に、いきなり熱湯コマーシャルではなく、生ぬるい温泉でコミュニケーションをとる必要があるのだと考えてます。※2022年、キッズ指導の資格取得を目指しています。
「俺らのときは、寒くても外を走ったもんだぜー」というのも過去の感覚。室内運動場やトレッドミル(ランニングマシン)をフルに活用し、まずはスタートラインに立ってもらうことが大切です。
あとがき
我が家では、このようなトレーニングを半年近く継続中。マラソン大会でも効果を確認できましたし、何より、本人に勝ちたい欲が出てきた事が一番の成功だと思っています。
学年で最下位だった子が1位になった光景は何度か見ています。もちろん、その子の性格(努力)、親の助言があってこそですが、どのような環境、境遇で、どのようなトレーニングをしていたかは、また別のブログで。
最後までお読みいただき有難うございました。
選手に寄添える指導者のチームが伸びてます。大抵の子は”指導者から一方的に言われるのが苦手”です。
— なざと@一応店垢 (@mugiwara7310) 2021年12月25日
令和に軍隊のようなチームは不要、選手の現状を正しく把握し「コーチはこの練習が必要だと思うけど、貴方は何が必要だと思う?」と自主性を伸ばすため、自身でも模索してもらう事が大切 https://t.co/0soMwwLbVm
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