宅録、宅レコ、様々な呼び名がありますが、ようするに自宅で録音(レコーディング)をするという言葉です。今回は宅レコ歴25年以上の僕が、宅録初心者にオススメするMTRと、MTRを使ったレコーディング方法をご紹介させていただきます。
目次
MTRとは?
▼MTRランキング
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こういった機械をMTR(マルチトラックレコーダー)と言います。最近ではスマホでもMTRアプリがありますが、接続方法が複雑であったり、OSのバージョンアップが頻繁に行われるので接続が安定していなかったりしますので、宅録初心者にも優しいMTRをオススメいたします。まずはMTRで宅録の全体像を学んでみることは非常に大切です。
個人的にはランキングには入っていませんが、コチラのZOOM R8がオススメ。
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16GBのSDカード付。SD単体で購入すると約1000円ですので、ボチボチのオマケです。作曲をしていると、すぐにSDがいっぱいになるので、2000円ほど出して64GBのSDを購入しておいても損はありませんよ。
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16GBをメインに、64GBのSDはバックアップに使用してもいいですね。
マイクなどをお持ちでない場合は、コンデンサーマイク付きのコチラがオススメ。
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ZOOM ズーム / R8【コンデンサーマイクセット!】マルチトラックレコーダー MTR 価格:25,800円 |
MTRとコンデンサーマイクがセットで2万5千円で買えてしまう時代。羨ましすぎます。僕はAKGのコンデンサーマイクを使用していますが、単体で5万円ぐらいでした(遠い目)。
MTRとコンデンサーマイクで出来る事
では、上記のZOOM R8を購入した場合に出来る事を考えてみましょう。
まず、ギターは録音できます。
アコギ、エレアコも録音可。
ベースも録音可。
ボーカル、コーラスも録音可。
ドラムも出来なくはありません。
ってことで、このMTRセットでバンドレコーディングが出来てしまうんですね。トラックも8トラックありますので、ドラム、ベース、ギターA、ギターB、コーラス、ボーカルとトラックを割り振っても6トラック。キーボードをステレオで出しても8トラックですので、中々良い音源が作れます。
ドラムが不在の場合は、ドラムマシン(リズムマシン)を使う場合もあると思いますが、それでもバッチリです。もちろん、エレドラにも対応可能です。
▼ドラムマシン(リズムマシン)
AL-EDR-002 アレシス ドラムマシン ALESIS SR16 16bit Resolution Drum Machine 価格:16,864円 |
iPadやiPhoneをお持ちの場合はガレージバンドというアプリがインストールされているハズですので、そちらを使えばMTRもドラムマシンも不要です。”弾いてみた”や”唄ってみた”の動画投稿に挑戦される方は、ガレージバンドの方が楽かもしれません。
MTRでしたい事があったので、お店の2階へ。階段を上がりきったところに、取材でお世話になったサインを飾っています。(実際は、もう少しあるのですが、額の紐が切れて飾れないものが何点か)
モニターについて
さて、音楽活動の再開へ向け準備をすすめています。まずは、愛用のBOSEのヘッドフォンを使用する際に必要な単2電池(充電式)を探す。
そして充電器も探し・・
無事に使えることを確認(約10年前に購入w)。
まぁハッキリいって、これからの活動においてはモニターはiPhone付属のイヤフォンでも問題ないと思っているし、逆に、通常はイヤフォンを使うとすれば、購入時に付属してるイヤフォンでリスニングする方が殆どだと思うので、モニターとして付属のイヤフォンを使用する必要性もある。
今後使用予定のBOSE QuietComfort15も10年ほど前のもので、今では有線のイヤフォンすら珍しくなってしまったけど(宅レコでBluetoothを使用することは稀だと思うけど)、当時、店員さんからは坂本龍一さんがモニターとして利用されていると聞き、モニターでもリスニングとしても使えるヘッドフォンとして購入。イヤーパフも専門店で交換し、非常に愛着のあるヘッドフォンだ。僕の耳にはBOSE QuietComfort15&iPhone付属のイヤフォンで充分なので、再び活用できることが嬉しい。生活スタイル上、ヘッドフォンで音楽を聴くことはないですからね・・。
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録音はSDカードへ
zoom Live L-12はレコーディングした音源をSDへの保存が可能です。当初、64GBのSDを購入しましたが、現在は一眼レフで使用しているので、余っている4GBのSDカードを使用することに。
1GBでCD50枚、500曲分ほど保存が可能ですし、メインはガレージバンドへのレコーディングですので4GBで充分かと。現状zoom Live L-12へ保存する予定はありませんが、お試し的に何か挑戦してみるかもしれませんので、用意をしておいて損はない。
zoom LiveL-12の再使用スタート
久し振りに箱から出します。
以前、MugiwaLiveというイベントを企画していた際にサブ機として購入しておいたので新品同様です。
上でご紹介したSDをコチラへ挿入。
無事に電源も入りました。
まず、iPhoneに付属してくるイヤフォンをモニターとして接続するために変換ジャックの用意。そうそう、こういうのが必要な事も記憶から消えてました(汗)
そして、今のジャックはこのような形でもありませんね。古いイヤフォンを残しておいてよかったです。
Hi-Z端子がある1番にギターシールドを接続。
チューニングをして(チューナーも久しぶりに使った)
いざ!と思ったらノイズが酷い。そう言えば、そういう状態だったのを思い出しました。
シールドをモンスターケーブルに変更してみるとノイズゼロ。これで一安心ですが1本しかないw。今後活動を再開するのであれば、もう1本は必要です(※エフェクターを使用して音作りをする場合、ガレージバンドやDAWソフト内で音作りをする場合は必要なし。詳細は省きますが、レコーディングの基本は生音で録り、エフェクトは後からかけるのが定石)。
確認程度に少し録音してみましたが、シールド直でも自然な張りがあって、真空管アンプと遜色ない心地よいクリーンサウンドでした。zoom Live L-12は各トラックにコンプレッサーがありますし、リバーブ系のエフェクトを何種か内臓していますので、リバーブをかければ十分使える即戦力サウンドです。
続いて、歪系のエフェクター(VEMURAM)もプロビデンスのProvolt9を介して接続。
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さすがにアンプから出してマイクで集音したサウンドとは異なりますが、綺麗に録れていることで編集しやすいサウンドとも言えます。ラインですから当然で空気感はありませんが、こちらもアンプシュミレーターなどで対応可能でしょう。次はこのスタイルでガレージバンドのアンプシュミレーターを試してみたいと思います。と同時に、この様子を動画としてアップする場合の手法を調べてみまーす。
このような流れになった経緯を書いたブログ(下記リンク)で、どのようなスタイルで活動するか迷っていましたが、このようなセットアップをブログにすることも1つの活動スタイルですね。
動画撮影をしながら演奏をするセッティングは長めの文章になりそうですので、また別ブログ(下記リンク先)で書かせていただきます。とりあえず、zoom Live L-12がオーディオインターフェースとして遅延なく動画編集ソフトで使用できるか試してみます。
あとがき
再び音楽で2階を使用することを素直に嬉しく思う。
歌入れまで再開するかは不明ですが、ボチボチやっていこうと思います。
自分のペースでボチボチと継続していこう。